重い荷物を軽くする


重量感の所でも説明していますが、白と黒だと、同じ重さでも黒の方が重く見えてしまいます。
そうなると当然、大きければ大きいほどその重量も重く見えることになりますね。

このことにおいて、アメリカの色彩心理学者L・チェンスキンは工場での実験を報告しています。
それは、ある工場では最初黒い箱の荷物を運んでいました。

しかし、工員達から重いとの苦情があり、黒い箱をライトグリーンの色に塗り替えました。もちろん荷物の重さは変えていません。
そうすると、工員達から、軽くて運びやすくなったとの意見が出ました。

色を変えただけでほんとうに軽く感じるという報告です。
色から連想する重さは、一般的に重い順から並べると、黒・赤・緑・青・紫の順。

逆に軽く感じるのは白です。その他ライトグリーンなどペールトーンなどの色も全体的に軽く感じる色となります。

最近では白いダンボールが増えてきているのも、このような心理的ストレスを軽減するためだと思われます。


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