トーンの概念


トーンは、明度と彩度の複合概念といえるもので、色相の同じ系列でも、明・暗、強・弱、濃・淡、浅・深の調子の違いがあります。
この色の調子の違いをトーンといいます。

ここでも難しい説明はやめて、各アルファベットの説明と色の調子を説明します。
色相環とトーンの組み合わせでの説明になりますが、色相環とこのトーンの図を組み合わせることによって、配色の概念がとても理解しやすくなります。

ビビッドトーンから順に高明度から低明度に向かって説明します。
記号/呼び名、その説明としていきます。
トーンの概念図

[有彩色|無彩色]
【有彩色】

V:ビビッド(冴えた)
┗色みがもっとも強く、冴えた調子の色

b:ブライト(明るい)
┗ビビッドトーンに少し白を加えた明るい調子の色

lt:ライト(あさい)
┗ブライトトーンに白を加え、かなり明るく、色みが半減した浅い調子の色

p:ペール(うすい)
┗ライトトーンにさらに白を加え、明るくした淡い色調の色

↑トーン図参照

s:ストロング(強い)
┗ビビッドトーンにほんの僅かグレイを加えた、強い色 (純色に僅かにグレイを加えると色が強く見える)

sf:ソフト(柔らかい)
┗ブライトトーンに明るめのグレイを加えて、彩度を少し抑えたやわらかい色

ltg:ライトグレイッシュ(明るい灰みの)
┗純色に明るめのグレイを加えた、色みの弱い明るいグレイッシュな色

d:ダル(にぶい)
┗ストロングトーンにさらにグレイを加えた、鈍い感じの色

↑トーン図参照

g:グレイッシュ(灰みの)
┗ダルトーンにさらにグレイを加え、彩度を落としたはいみの色

dp:ディープ(濃い)
┗純色に少し黒を加えると、色はやや暗くなり、黒を加えた分だけ色は薄まります。
そのような深みのある濃い調子の色

dk:ダーク(暗い)
┗ディープトーンにさらに黒を加えて、明度・彩度ともに暗い調子にした色

dkg:ダークグレイッシュ(暗い灰みの)
┗純色にグレーを加えていくと、色はだんだん暗くグレイッシュになっていき、加えたグレーに限りなく近づいていきます。
そのような暗く彩度の低い色

↑トーン図参照

【無彩色】

彩度がなく明度だけでの表現です。白に徐々に黒を加えて変化を出しています。
トーンの概念図

W:ホワイト
ltGy:ライトグレイ
dkGy:ダークグレイ
Bk:ブラック

このようにPCCSのトーンは記号付けされ明確に分けられています。


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